2026年6月30日、中国の人型ロボット大手「優必選(UBTECH Robotics)」は、同社初となる一般利用者向け等身大ロボット「U1シリーズ」を正式発表しました。
これまで、等身大ロボットと言えば、工場などの産業用途や研究開発用が主流でしたが、このU1シリーズの等身大ロボットは、最初から「家庭用」「心の寄り添い」を目的として開発されています。
ラインナップは以下のとおりです。
男性型(U1-M): 身長183cmの完璧な高身長スタイル。
女性型(U1-W): 身長169cmのスマートなスタイル。

出所:UBTECHホームページ
スペックに応じて11.98万元(約287万円)から99万元(約2,376万円)までの4つのグレードで展開されているとのことですが、予約販売から約4週間で、累計予約注文数が、なんと1万3,361台を突破したとのことです。
狙うは拡大する「単身・高齢化市場」
注目すべきは、家庭用のロボットといっても、家事代行(皿洗いや掃除)のような物理的タスクを目的とするのではなく、「人間のメンタルケア」に機能を特化した設計になっているところです。
この「U1」シリーズは、全身に88個の関節を備え、二足歩行はもちろん、人間の基本動作の約90%を再現できるとのこと。
また、20種類以上の細かな感情を認識でき、その認識精度は90%を超えるといいます。
人口の高齢化や単身世帯の増加がもたらす「孤独経済」をターゲットとして、人とロボットが寄り添うことで、メンタルヘルス分野での新たなケアの形を提案しています。
正式な出荷は今年の9月とのことですが、この等身大ロボットを迎えた1万3,000の家庭にどのような幸福をもたらすか、世界中のテック市場が注目しています。
参考:https://www.news.cn/tech/20260701/3c549b1ded2e47a4894e5b982b8ebc09/c.html