このほど、国家市場監督管理総局(国家独占禁止局)は「中国独占禁止法執行年次報告(2025)」を公表しました。同報告は、特集、年間業務総括、監督・法執行の成果、法治の整備、公正競争政策の実施、競争政策の普及・啓発、国際交流・協力、地方における取組みなどで構成されています。
報告によると、2025年、国家市場監督管理総局は、習近平氏による新時代の中国の特色ある社会主義思想を指導理念とし、党中央および国務院の方針・決定を着実に実施しながら、独占禁止に関する監督・法執行を継続的に強化しました。
具体的には、市場独占事件を年間20件立件し、22件を終結、没収金・罰金などの総額は6億5,300万元に達しました。また、事業者集中(企業結合)審査の質と効率を着実に向上させ、年間706件の事業者集中(企業結合)案件の審査を完了し、前年比9.8%増となりました。
さらに、地方保護主義や市場分断の是正を一層推進するため、「公正競争審査条例実施弁法」を公布し、公正な競争の審査における本元確認を強化しました。2025年には、全国の各級市場監督管理部門が約6万件の政策・措置について公正競争審査を実施しました。
このほか、公平な競争に関する広報・普及活動も継続的に推進し、国家独占禁止局の公式SNS(WeChat、Weibo、TikTok)を開設して、全国初の独占禁止法に関する広報・サービスプラットフォームを構築しました。また、「中国公正競争政策広報週間」および「第11回中国公正競争政策国際フォーラム」を開催し、全国統一市場の構築に向けた公正競争の社会的基盤づくりを推進しました。
出所:国家知識産権局https://www.samr.gov.cn/jzxts/sjdt/gzdt/art/2026/art_92e10bdadb164e71892f6e68d2be7927.html